ウラ優勝校

優勝校に決勝で負けた学校、その準優勝校に準決勝で負けた学校、さらにその学校に準々決勝で負けた学校・・・とさかのぼって行き、そうしてたどりついた初戦敗退校のことを「ウラ優勝校」「逆トーナメント制覇校」などと呼ぶ。ウラ優勝校から見れば負けた相手がことごとく次の試合で敗れ去っていくことになる。よく負けた相手校に千羽鶴を托す文化があるが、ウラ優勝校からの千羽鶴を托された学校は一度も勝利できなかったことになる。
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A B C D E F G H
上のトーナメントではAが優勝したものとする。Aに決勝で負けたEに、準決勝で負けたGに、1回戦で負けたHがこの場合のウラ優勝校である。 ウラ優勝メーカーはG、ウラ優勝戦跡チームはA・E・G・Hである。

夏の全国高校野球選手権大会は県予選から全国大会まで完全トーナメントなので、予選までさかのぼることが可能である。完全無欠のトーナメントの醍醐味であるかもしれない。2ちゃんねるの最弱スレでは全国大会のみウラ優勝校を取り扱っている。
そしてウラ優勝校と都道府県大会初戦で対戦した学校を「ウラ優勝メーカー」とし、全国大会の優勝校・準優勝校やウラ優勝校を含め、戦跡にかかわった学校を「ウラ優勝戦跡チーム」と表現する。
ウラ優勝校はあくまで偶然のことで、自分の力でなれるものではないが、2002年FIFAワールドカップの裏で行なわれたアザー・ファイナルのように普段注目されない無名校を見つめてみるのも面白いだろう。そしてこの中から甲子園で優勝して表裏2冠を達成する学校も見てみたいものである。
このページでは21世紀以降のウラ優勝校を掲載し、別ページに1県1代表制になった昭和53年以降のウラ優勝校を掲載する。

1978年(昭和53年)~2000年(平成12年):別ページ

2001年(平成13年):富山西(富山)
日大三5-2近江5-4松山商4-3平安3-1金沢13-4滑川
(富山大会)滑川5-4高岡第一6-3高岡商2-0不二越工7-0富山高専5-4富山西

21世紀最初のウラ優勝校は富山西。県庁所在地の県立校である。

2002年(平成14年):東舞鶴(京都)
明徳義塾7-2智弁和歌山6-1帝京5-4尽誠学園12-5佐久長聖11-7東山
(京都大会)東山4-3立命館宇治6-0峰山6-1京都学園6-5加悦谷15-2南陽5-4東舞鶴

2003年(平成15年):米内沢(秋田)
常総学院4-2東北6-1江の川2-1聖望学園7-3天理3-2秋田
(秋田大会)秋田11-1湯沢5-3平成6-3秋田経法大付7-0能代工6-0本荘6-4米内沢

2004年(平成16年):南部商(沖縄)
駒大苫小牧13-10済美5-2千葉経大付4-2修徳2-0酒田南11-6中部商
(沖縄大会)中部商4-1沖縄水産7-0糸満5-2名護商8-1前原5-2南部商

北海道勢が初めて優勝した2004年夏のウラ優勝校は沖縄の南部商業。北端と南端の都道府県の代表校が表裏を制したことになる(ただし駒大苫小牧は南北海道で、この年の最北端の代表校は旭川北)。 商業高校のウラ優勝校は昭和59年の芦別商以来で、こちらも奇しくも北海道だ。
南部商は昭和45年の創立以来部員不足で大会に出場できず、平成6年にようやく県大会に初参加。初戦の壁に阻まれながら、平成15年に念願の初勝利を達成すると、一気に決勝まで進出、沖縄尚学に敗れたものの予選初勝利から見事な準優勝だった。有力校として挑んだ夏だったが初戦敗退に終わった上に、ウラ優勝校になった。

2005年(平成17年):苓洋(熊本)
駒大苫小牧5-3京都外大西10-8宇部商5-3日大三9-6前橋商5-3熊本工
(熊本大会)熊本工6-5文徳5-2千原台5-3秀岳館7-0熊本農10-2矢部4-1牛深10-0苓洋

駒大苫小牧の57年ぶりの夏連覇で、2年連続で北海道に優勝旗が渡った。ウラ優勝校も県は違うが2年連続で九州へ。

2006年(平成18年):岩泉田野畑(岩手)
早稲田実4-3駒大苫小牧7-4智弁和歌山13-12帝京5-4福岡工大城東4-0専大北上
(岩手大会)専大北上2-1盛岡大付3-0大船渡9-7大野6-4盛岡北6-4水沢一13-1岩泉田野畑

早稲田実・斎藤佑樹と駒大苫小牧・田中将大の壮絶な決勝戦延長15回引き分け再試合で幕を下ろした2006年夏のウラ優勝校は岩手の岩泉高校田野畑校舎。岩手勢のウラ優勝は1990年以来16年ぶり、最多タイの3回目のウラ優勝である。
分校の名前があがるのもウラ優勝校の魅力かもしれない。その故部員が少なく、平成20年夏を最後に出場していない。ウラ優勝メーカーの水沢一は昭和51年まで日本大学の準付属校だった。

2007年(平成19年):倉吉農(鳥取)
佐賀北5-4広陵4-3常葉菊川6-1大垣日大8-3新潟明訓2-1甲府商14-1境
(鳥取大会)境7-3倉吉総合産2-1倉吉東5-4鳥取西5-1鳥取湖陵9-1倉吉農

エラーの連鎖などで大敗し最弱王者となった境が逆トーナメントも制覇。鳥取からウラ優勝校が出たのは平成12年以来7年ぶり、1県1代表制になって3回目である。
過去2回はともに青谷が頂点に立ったが、今回は倉吉農業だった。部員は15人と少なく、平成15年に47年ぶりに大会に出場。復帰後の勝利はまだなく、平成20年夏から21年夏まで4季連続(夏2年連続)で完封負けを喫している。

2008年(平成20年):出雲農林(島根)
大阪桐蔭17-0常葉菊川9-4浦添商4-3慶応2-0青森山田4-3本庄一5-4開星
(島根大会) 開星 12-1大社8-4益田東9-0邇摩4-0益田翔陽10-0出雲農林

前年に続いて山陰地区の農業高校がウラ優勝校になった。島根県内で「農林」とつく学校は他に松江農林がある。
出雲農林は平成13年・14年・16年に県大会ベスト8まで進出した実力校である。

2009年(平成21年):市来農芸(鹿児島)
中京大中京10-9日本文理2-1県岐阜商6-3帝京4-3九州国際大付3-1樟南
(鹿児島大会)樟南3-2鹿児島城西2-1神村学園5-3鹿児島4-1中種子・種子島中央11-1栗野工・牧園・霧島4-3国分中央7-6市来農芸

日本文理の9回2アウトからの壮絶な追い上げで幕を下ろした2009年のウラ優勝校は市来農芸。3年連続で農業高校がウラ優勝校になった。平成以降では4校目である。商業・工業高校と違って生徒が集まらないのが弱点だが、そのハンデを乗り越えて頑張ってる農業高校はこれからも応援していきたい。またウラ優勝戦跡チームには合同チームが2つ含まれているのも興味深い。樟南高校は甲子園で49校中最後に登場し、既に1勝した九州国際大付と対戦して敗れた。いわゆる「49番くじ」で、そのうえ2日順延されて試合間隔が開いていたため不運だった。

2010年(平成22年):佐波(山口)
興南13-1東海大相模11-7成田6-3関東一10-6早稲田実21-6中京大中京2-1南陽工
(山口大会)南陽工3-2防府5-2下関工6-5柳井商工2-1光9-2防府西8-1佐波

興南が史上6校目の春夏連覇を達成した平成22年のウラ優勝校は、山口の佐波。山口県勢としては平成6年以来16年ぶりで、そのときのウラ優勝校南陽工がこの年は全国大会のウラ優勝校に。南陽工は全国大会のみと全国大会・県大会を通じたウラ優勝校の両方を経験した初めての学校となった。
初戦は前年優勝の中京大中京と前年春ベスト8の南陽工という好カードだったが、2回戦で中京大中京が早稲田実にまさかの21失点で大敗という波乱があった。結果南陽工からの優勝校との得失点差は-39点と夏の甲子園戦後最多となってしまった(春は平成15年の隠岐の-44点)。

2011年(平成23年):北条(愛媛)
日大三11-0光星学院5-0作新学院7-6智弁学園9-4横浜6-5健大高崎7-6今治西
(愛媛大会)今治西3-1新田2-1宇和島東8-4済美6-2帝京五1-0八幡浜3-2北条

東日本大震災からの復興を掲げて行われた2011年のウラ優勝校は愛媛の北条。開幕戦敗者が全国大会のウラ優勝校になったのは史上初。
実は北条の監督は平成8年夏に松山商を率いて優勝した澤田勝彦監督で、学校は違うものの監督として表裏2冠を達成したことになる。
またウラ優勝戦跡チームは北条を除いて甲子園出場経験校で埋め尽くされた。この年の各地方大会のウラ優勝校は7校が甲子園出場経験校(静岡学園・富山商・浜田商・岩国工・高松西・新野・日向)という豪華な顔ぶれだった。

2012年(平成24年):安芸府中(広島)
大阪桐蔭3-0光星学院9-3東海大甲府8-4作新学院3-2仙台育英6-3飯塚6-4広島工
(広島大会)広島工8-3盈進3-0広島新庄9-0瀬戸内7-4広島商3-1府中4-2安芸府中

大阪桐蔭が史上7校目の春夏連覇を達成した2012年のウラ優勝校は広島の安芸府中。中国地区からは10回目のウラ優勝校だった。

2013年(平成25年):麗沢瑞浪(岐阜)
前橋育英5-4延岡学園2-0花巻東5-4鳴門17-1常葉菊川5-3有田工5-4大垣日大
(岐阜大会)大垣日大7-4市岐阜商2-1中京7-5長良3-1岐山5-2多治見6-3麗澤瑞浪

2013年のウラ優勝校は岐阜の麗沢瑞浪。中高一貫の私立高校で、1996年の学法松栄以来17年ぶりの私立高校のウラ優勝校だった。また2年ぶり2度目、開幕戦敗者が全国大会のウラ優勝校になった。

2014年(平成26年):脇町(徳島)
大阪桐蔭4-3三重5-0日本文理5-1聖光学院2-1近江8-0鳴門
(徳島大会)6-5鳴門渦潮5-3生光学園7-1新野3-1城北13-3脇町

平成26年のウラ優勝校は、徳島の脇町だった。

2015年(平成27年):都城工(宮崎)
東海大相模10-6仙台育英7-0早稲田実8-1九州国際大付2-0作新学院10-6上田西3-0宮崎日大
(宮崎大会)宮崎日大13-0宮崎学園4-3都城商5-2延岡学園3-2鵬翔6-2宮崎大宮3-1宮崎大宮

高校野球100周年となった2015年のウラ優勝校は宮崎の都城工。ちなみに49番くじに負けた学校に初戦で負けた学校が全国大会のウラ優勝校になるのは2011年以降3度目。さらに49番くじがウラ優勝校に関わるのは2009年以降4度目で、2009年以降隔年で49番くじがウラ優勝戦績チームになっている。
これは別件だが49代表になった1978年以降、49番が初戦に勝った時の2戦目の戦績は1勝10敗(2017年時点)。49番くじの学校はなかなか勝ち上がれず、それを象徴する結果でもある。

2016年(平成28年):仙台東(宮城)
作新学院7-1北海4-3秀岳館4-1常総学院7-4履正社5-1横浜7-1東北
(宮城大会)東北5-0利府3-1東陵6-1登米7-5塩釜4-2富谷8-4宮城県工8-1仙台東

2016年のウラ優勝校は仙台東。偏差値57で、矢板東に次ぐ史上2番目の偏差値のウラ優勝校になった。
初戦屈指の好カードと言われた横浜-東北の敗者が全国大会のウラ優勝校になるとは誰も予想できなかっただろう。さらに横浜は次の試合で履正社との優勝候補対決を行っている。結果的に強豪を倒した学校が相次いで次の試合で敗れるという、盛り下がった大会を象徴する結果とも言える。

2017年(平成29年):堀川(京都)
花咲徳栄14-4広陵12-9天理13-9明豊9-8神村学園3-2京都成章
(京都大会)京都成章12-6龍谷大平安8-0西城陽5-3北陵2-1京都共栄11-4南陵3-1堀川

花咲徳栄が埼玉県勢初の夏の甲子園優勝を達成した2017年のウラ優勝校は京都の堀川。
下記にあげるように静岡商が表裏2冠達成まであと2試合だったことが話題になった。

2018年(平成30年):友部(茨城)
大阪桐蔭13-2金足農2-1日大三3-2下関国際4-1木更津総合7-0興南6-2土浦日大
(茨城大会)土浦日大6-1常総学院5-1水戸商9-5藤代3-2下妻一3-1水城9-2水戸一7-0友部

2018年の100回記念大会、そして平成最後のウラ優勝校は茨城の友部。常磐線沿線住民の方には馴染みがある地名だろう。
ウラ優勝戦跡チームには常総学院、水戸商、藤代、水城と甲子園出場経験校が多く存在することが目につく。関東勢のウラ優勝は1978年以来40年ぶりである。

2019年(令和元年):音戸(広島)
履正社5-3星稜9-0中京学院大中京6-3作新学院18-0岡山学芸館6-5広島商
(広島大会)広島商10-7尾道3-2尾道商7-2広島新庄12-10高陽東9-8如水館14-0広島商船12-1音戸

令和最初のウラ優勝校は広島の音戸。これで中国勢は全国最多を更新する11回目のウラ優勝校、広島県勢としても3回で並んでいた岩手・鳥取を抜き全国最多4回目のウラ優勝となった。昭和・平成に続いて令和でも中国地区はウラ優勝に縁がある。
この年もウラ優勝戦跡チームには広島新庄、高陽東、如水館と甲子園出場経験のある強豪校が並び、令和最初にふさわしい豪華な夏だった。

2020年(令和2年):中止

2021年(令和3年):隼人工(鹿児島)
智弁和歌山9-2智弁学園3-1京都国際2-0敦賀気比6-3三重2-0樟南
(鹿児島大会)樟南7-0鹿児島実4-3神村学園8-0尚志館8-1薩南工3-1池田6-4隼人工

コロナでの甲子園を経て、2年ぶりの開催された2021年のウラ優勝校は隼人工。鹿児島のウラ優勝は12年ぶり。

2022年(令和4年):高知丸の内・高知海洋・幡多農・清水連合(連合)
仙台育英8-1下関国際8-2近江7-6高松商2-1九州国際大付2-1明徳義塾
(高知大会)明徳義塾8-7高知4-3中村4-2高知工8-0安芸・安芸桜ヶ丘・室戸連合6-5高知丸の内・高知海洋・幡多農・清水連合

高校野球開始107年にして仙台育英が悲願の東北勢初優勝を果たした2022年のウラ優勝校は高知丸の内・高知海洋・幡多農・清水の4校連合。史上初の連合チームのウラ優勝校が誕生し、表の優勝と同時にウラ優勝にも新たな歴史が刻まれた。
ウラ優勝メーカーも連合チームだった。この年は新型コロナウイルス流行で緊急事態宣言が発令された2020年に入学した世代が高校3年生となり、例年より連合チームが多かった。それを象徴する結果と言える。

番外編

ここではウラ優勝に迫った実力校の一部を紹介する。

2009年(平成21年):佐賀北(佐賀)(ベスト16)
花巻東4-1横浜隼人6-2伊万里農林
(佐賀大会)伊万里農林4-3佐賀商4-3鹿島実5-3唐津東8-2致遠館2-1唐津西3-1佐賀北

2年前に優勝した佐賀北がこの年は県大会初戦敗退に終わり、その相手が次々敗れて佐賀大会ウラ優勝校になった。佐賀代表の伊万里農林が甲子園初戦で横浜隼人に敗れ、横浜隼人は2回戦で花巻東に敗れて、逆トーナメントの全国ベスト16まで進出。花巻東が3回戦に勝ったことによりウラ優勝全国制覇はならなかったが、表裏2冠達成まであと4試合に迫っていた。

2009年(平成21年):開星(島根)
(島根大会)立正大淞南12-3大社10-1出雲商2-0石見智翠館3-2松江農林5-3開星

島根では当時県内で最強だった開星がまさかの初戦敗退を喫し、島根大会のウラ優勝校になった(立正大淞南が甲子園初戦で勝利した時点で完全ウラ優勝校はなくなった)。先述の南陽工と同様に、強豪校がウラ優勝校になることは稀な例ではないのだ。

2010年(平成22年):北杜(山梨)(準優勝)
興南6-5報徳学園3-2新潟明訓1-0西日本短大付7-2日川
(山梨大会)日川4-3富士学苑5-4甲府工4-2甲府商7-6甲府城西6-5帝京三5-0北杜

山梨の北杜は平成17年夏から20年夏まで4年間で3回県大会ベスト8に進出。北巨摩郡の7町村が合併して平成16年にできた北杜市の県立校である。平成19年は甲子園出場の甲府商と対戦し、平成20年は帝京三に2-1と善戦した。県内の公立高校では上位の実力校である。
しかしこの年は帝京三が初戦の相手で、帝京三も2回戦で敗れて山梨大会のウラ優勝校となった。全国大会でも決勝までウラ優勝校の可能性を残していた。しかし戦跡は県内の実力校が多く僅差のゲームで、それほど代表校の日川との差はなかったであろう。

2015年(平成27年):伊都(和歌山)(準優勝)
東海大相模10-3関東一5-4興南4-3鳥羽4-2津商9-4智弁和歌山
(和歌山大会)智弁和歌山2-0和歌山商15-0田辺工3-1和歌山工5-0向陽6-2伊都

春の選抜に3回出場経験のある和歌山の伊都が平成27年夏のウラ準優勝校だった。さらに伊都に初戦で勝利したのは過去に甲子園優勝経験のある古豪向陽で、表裏2冠達成も目前だったと言える。

2017年(平成29年):静岡商(静岡)(ベスト4)
花咲徳栄10-1盛岡大付12-7済美7-1津田学園7-6藤枝明誠
(静岡大会)藤枝明誠23-10日大三島4-3浜松商11-9常葉大菊川6-3東海大静岡翔洋3-2浜松学院10-9磐田東5-4静岡商

センバツで優勝1回(昭和27年春)、夏の選手権で準優勝2回の古豪静岡商がこの年は県大会初戦敗退に終わり、静岡大会のウラ優勝校になり、さらに全国大会でも対戦相手が次々敗れてウラベスト4進出を果たした。
あと2試合で表裏2冠達成は逃したが、過去の優勝校の逆トーナメント最高成績となった。

ウラ優勝にまつわる記録

最多ウラ優勝都道府県:広島県 4回
最多ウラ優勝地区:中国地区 11回
最多ウラ優勝戦跡チーム :PL学園(大阪)・帝京(東東京) 6回
最大得失点差ウラ優勝校:出雲農林(島根) -65点(2008年)
最小得失点差ウラ優勝校:上対馬(長崎) -24点(1998年)
最高実績ウラ優勝校:南陽工(山口) 甲子園8勝(1994年)
最高偏差値ウラ優勝校:矢板東(栃木) 偏差値58(1995年)
最高偏差値ウラ優勝メーカー:新潟(新潟) 偏差値67(1992年)
表裏2冠達成監督:澤田勝彦(優勝:1996年 松山商、ウラ優勝:2011年 北条)

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